07
酔った美彩は渉に手を出される前に服を脱ぎ、下着姿で誘ってきた。
渉は体中をまさぐり、キスと同時に美彩の下着を外す。酔っているため下着を外された事に気づかず、渉の手が性感帯に伸びても受け入れて、甘い声を揚げた。
「あっ、あぁっ、気持ちいいっ」
「感じやすいんですねぇ、どうやら開発され尽くしてますね、これは」
「あぁ、ひぅ、でも、これは・・・渉さんが上手いから・・・」
渉の手が美彩の下半身に伸び、脚を擦ってはお尻を揉む。更にその手を秘部に伸ばした。性感帯に手を触れられて喘ぐ美彩は腰を動かし、渉を更に挑発した。
「おや、自分の指がこんなにヌルヌルしますが、何ででしょうねぇ」
「それはぁ、美彩のおまんこを触ったからでしょぉ」
「指が汚れてしまいました・・・」
ニヤリと笑い、渉はその指を美彩の口に持っていった。
「舐め取って綺麗にしてください」
「舐めるのぉ、汚いよお」
「あなたの体液です、自分で舐めて何ら問題はないでしょう」
「んんー、わかったぁ」
渉の指をしゃぶる美彩。自分の体液を舐めるのはとても恥ずかしい。
しょっぱくて味が無い、人の体液。だが、これを愛情表現だと言うのは人間だけ。今の美彩は頭がどうかしていた。
「ねぇ、指はもういい」
「もっと汚れちゃった気がしますねぇ・・・唾液が凄い」
「指じゃなくてぇ、こっち欲しい」
美彩は渉のパンツを脱がし、男性器を握って動かした。
「大きいぃー、前の彼氏の中にこんな立派な人いなかったよぉ」
「そりゃ嬉しいことで」
「いただきまぁす」
慣れたようにフェラチオを始めて、渉の手を自分の胸に持っていく。
過去にどれだけの男と関係を持ったのかは分からないが、渉への想いは過去の誰とも当てはまらない。すっぴんを見せて自らセックスを誘い、平然と酒に酔った状態の、真の自分を見せる。
渉にその想いは届かないが、美彩はそれでもよかった。後悔する事なくセックスで愛情を表した。
「んん、ふんっ、ふわぁ、ほぉっきいねぇ」
「あなたも慣れていますねぇ」
上目遣いで笑顔まで見せる美彩。渉も限界だった。
「おお、もう、こちらも限界です」
「んー?んふんふんん?」
渉は美彩の頭を押さえ、口内に勢いよく射精した。