第2章 未知の獣鬼と吹雪の恋心
01 第9話
転入して一ヶ月が過ぎ吹雪はクラスに溶け込んでいた。

「雪〜おはよー」

「吹雪くんおはよう」

「オス!」

奈和と珠理奈に挨拶を返す。

「あれ玲奈は?」

「まだ来てないよ、どうかしたの?」

奈和が聞く。

「いや、いつもならもういる時間だから…」

「そう言われればそうだね、玲奈ちゃんどうしたんだろ?」

珠理奈が不思議がっていると玲奈が登校して来た。

「あ、来たじゃん!よかったね、雪〜」

奈和が吹雪をからかっているとチャイムがなった。



授業が終わり昼休みになり吹雪は屋上に来ていた。

一方そのころ奈和と珠理奈は玲奈になぜ今日遅かったのか聞いていた。

「今日の朝ね、A組の白谷蒼くんに告白されたんだ」

「えっ〜!」

二人は声を揃えるくらい驚いていた。

でも玲奈は告白を断ったらしい。

果たして理由は…何なのか…

そして吹雪はこれまでの出来事と謎を考えていた

「一体何が起きてるんだ?なんで普段は大人しい獣鬼が襲ってくるんだ?」

吹雪はこれがまだ序章に過ぎないことに気づいてはいなかった。





■筆者メッセージ
キングさん拍手ありがとうございます。
これからは吹雪だけでなく色んな人物の召喚獣も出していく予定です。そして吹雪の召喚獣をたくさん出せたらと思います。
たくぽん ( 2013/12/31(火) 23:09 )