闘い終わり吹雪は珠理奈と一緒にお昼を食べていた。

「さっきは本当にありがとう…」

「いや、珠理奈が無事で良かったよ」

「吹雪くんってアメリカにいたんでしょ？」

「うん。奈和から聞いたんだ」

「奈和がずっとアメリカで暮らすのかと思ってたって言ってたよ」

「アメリカに行ってからはずっとそのつもりだったんだけど、今年の二月に日本のフロンティアから戻って来いって言われたから戻ることにしたんだ」

「そうなんだ~奈和喜んでたよ！また雪と遊んだりできるって」

「奈和そんなこと言ったの？」

吹雪は少し顔を赤くした。


チャイムがなり二人は教室に戻った。

授業中吹雪はある人のことを考えていた。

『そういや、アイツ元気かな？夢叶えたかな?』

そんなことを考えていると授業が終わり、奈和が話しかけて来た。

「雪さ〜授業中なにボーっとしてたの？」

「えっ！べっ別にボーっと何かしてねえよ」


そして下校の時間になった。

奈和は用事があるからと先に帰り、珠理奈は部活に行った。

教室を出ようとすると玲奈が入って来た。

「雪くん一人で帰るの？よかったら一緒に帰らない？」

「いいよ」

玲奈は急いで帰る準備をした。

そして初めての下校は玲奈と帰ることとなった。