1章
出会い(黒木side)
朝6時普通の生徒ならまだ寝てる時間に
魁斗は目を覚まし準備をする。
歯を磨き、制服を着て、基本朝飯を食べずに家を出る。
それが魁斗のいつもの朝の日常。

「魁斗!おはよう!」
声を掛けてきたのは
同じ野球部の吉田康平だった
「おはよう」
昨日のテレビの話や
スマホゲームについて話をしながら
7時に朝練がある為登校をする

朝練が終わると
ユニホームから制服に着替え教室に向かう
「黒木!吉田!野球部は朝から大変だな」
クラスメイトの運上大輝(うんじょうたいき)がいつも通りの絡みしてくる。

「まぁな」
これがいつも通りの対応

「めっちゃ眠いから!
そういえば、今日の一限何だっけ?」
「確か数学だった気がする」
大輝がそう答えると、康平の顔が変わった
「やばっ!課題やってねぇよ!」
そう言うとすぐこの場から消えた
「あいつほんとバカだよな」
「お前がそんな言える立場ちゃうで」
大輝も、康平も頭が悪い

そんなバカ話をしてると誰かとぶつかった
「あ!悪いっ!大丈夫?」
「大丈夫です…」
持っていた教科書を拾い、
すぐにその場から走って逃げた。

「あれ山下だよな?ほんと暗いんだよな」
大輝は思ったことをすぐ口に出す
「まぁ人それぞれあるやろ」
ぶつかった話などすぐに忘れ
またバカ話をしていると

(キーンコーンカーンコーン)
「やばっ!急ぐぞ黒木!」
走って教室に向かった。


■筆者メッセージ
総選挙がもう少しですねー!
ぜひぜひコメントして下さい
ぺけぽん ( 2017/06/14(水) 11:29 )