その3
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A「只今より、WBA世界ヘビー級名誉王座の認定式を行います。王者のリングインを盛大なる拍手でお出迎えください」

割れんばかりの大きな拍手が包む。子供を抱えながらリングイン

A「いよいよ名誉王座の現王者としての初防衛戦を」
横田「子供のためにも負けられんので」
A「大晦日のWBAの名誉王座としての防衛戦を期待するよ。この間のIBFの防衛戦は負けたけど」
横田「仕方ないっす。WBAしかベルト持ってないんで」

IBF統一王座戦でケガをしてWBCとWBOを返上した傷だらけの王者は戦うためにもう一度自らを律し、厳しく鍛え上げる。そのおかげか、体重こそ92〜93kg台とヘビー級最軽量ながら筋肉量が約2割り増しに増え、体脂肪が世界ヘビー級王者になった頃の9%に落ちている。

横田「おう」
横田麻「パパのキン肉マン」
横田彩「最強やから!家のパパ」
山本「がんばってね?」
横田「おう」

家族の暖かい声援で己の中で更にエネルギーが増え出すのである。

ぶー ( 2016/11/27(日) 23:24 )