その3
横田達「リオはクソ暑い(笑)」
横田実「お兄ちゃんはボクシングの解説みたいだけど」
横田達「特別解説だよ。」
横田美「あたしだってサッカー出たかったのに」
横田和(姉)「気合いが入るわ〜」

並々ならぬ気合いが入る長女の和代。親子での金メダルに気合いが尋常じゃない(笑)

横田実「この間の平泳ぎの決勝来なかったでしょ!100の」
横田達「試合だったの!疲れてんのにリオ来いとか」
横田実「今日は800のメドレーだからね!」
横田達「とりあえずシュラスコとか食って・・・痛っ」

長女にひっぱたかれる(笑)

司会「いよいよ800mのメドレー決勝です!」
A「注目の選手は100の平泳ぎ銅の横田実砂選手ですね?すでに400mの平泳ぎ・個人メドレ−・200の平泳ぎで金、明日に400mリレーの種目に出ますからね?ハードですけど、お姉さんの穂乃香選手が柔道の78kg超級と横田一家の長女の和代選手がレスリングの最重量級で出ますからね?」
アナウンス「第8コース、チームジャパン」

大喝采の中、兄弟の席に向かい手を振る

横田達(実砂に金を)
横田智「大丈夫だ!実砂なら絶対金とれる。」

第一泳者の背泳ぎが出遅れ、次のバタフライも離される。

司会「これではさすがの女フェルプスの実砂選手でも無理じゃないでしょうか?すでに数十m離れて」
A「ギアがあがりますよ!」

全体の6位でバトンを受けてプールに飛び込む。

アメリカ「何なのよ。化け物じゃない!ジャパンのあの人」

怒涛の猛チャージでメダル圏内でターン

日本A「頼むわ!」
日本B「実砂なら出来るわ!お母さんの血筋よ?粘りがあるんだから」

残りの半分で首位のアメリカを捉える。

司会「アメリカ抜いた〜〜」
A「すごいですね〜得意の粘りの水泳ですね。さすが金メダルコレクター」

アメリカを10m少々付けてタッチして見守る。

日本A「すいません」
横田実「みんなでメダル取る!」

最終泳者にその粘る意志が伝わる。

司会「すごい。あの天下のアメリカを差し置いて首位で最後のターンです!」
アナウンス「金メダルチームは・・・チームジャパン」

割れんばかりの拍手が包む逆転金メダル

櫻井「今回で既に400メドレー残して金メダル4個で」
横田実「なんとかまくれましたね。チームのみんなとつかんだ金メダルは重いですね」

金メダル他をジャラジャラ下げてガッツポーズの妹を見ながら、代表の姉は気合いをもらう。

ぶー ( 2016/08/14(日) 23:36 )