04
その後飛鳥とは最後までする事無く少しの間説教を受けて昼休みの終わりのチャイムが鳴った。
気怠さが残った飛鳥はこれ以上授業を受ける気分では無くなってしまったので早退をして裕太に家まで送らせた。
飛鳥の母親に挨拶をして少し話していると麻衣の母親にも会いお茶を勧められるも予定があると断りを入れて帰宅した。
『ただいま』
「おかえり。早かったね?」
『意外と早く用事が済んだから』
リビングから持参のエプロン姿で出てきた美彩に告げて一緒にリビングへ入った。
『美彩こそ作るの早くない?』
「仕込みだけ終わらせておこうと思って」
『ふぅん』
キッチンに立つ美彩を冷蔵庫から水を取り出しながら後ろ姿を見つめた。
『裸エプロンで迎えてくれれば良かったのに』
「何言ってんの。えっち」
『いつかしてよ』
「また今度ね。ほら今作ってるからテレビでも観てて」
ふふっと笑いながら器用に野菜を切る美彩の腹部に腕を回した。
「ちょっと、危ないでしょ」
『腹減った』
「だから今作ってるでしょ」
『美彩を食べたい』
「だ〜め。昼にシてくれなかったからお預け」
野菜を切り終えてボウルに入れていた所を振り向かせて唇を重ねた。
『やだ』
何度も触れるだけのキスを繰り返しながら美彩をキッチンに腰掛けさせた。
「もぅ、ワガママさんなんだから…」
裕太の唇に人差し指を当てれば首へ腕を回して自ら深い物にしていった。
「美彩はずっとシたかったんだから…」
唇を離して言えば何度も舌を絡め合う。
「完全にえっちな気分になっちゃった」
床に降りるとしゃがみ込み裕太のズボンに手を掛けてボタンを外し口でジッパーを降ろした美彩。
「本当立派。それに熱い…」
下着越しからキスをしてゆっくり降ろせば反り勃ったそれを優しく握った。
「これで一体何人の娘を食べてきたのかな?」
じっくり見つめながら扱き裏筋を厭らしく舐め上げて口に含んだ。
『さぁ?数えた事ないな』
「ふふ、んん…んふぁ…」
態と声を出しながら咥える美彩のテクニックは今まで関係を持った人の中でも上位に入っていた。
初めてを奪ったのは裕太だが知識は元から備わっていてとても処女だとは思えなかったほどだ。
本人曰くバナナで練習していたそうだ。
「気持ちいい?」
『…あぁ』
唾液を付けくちゅくちゅと音を立てながら扱き立ち上がった。
「味見はこれ位にして…そろそろ頂戴?」
囁きながら服を脱いで裸になったと思えばそこからエプロンを着けた。
「帰ってきてからずっと疼いてたの。お願い…」
手を淵に付けて尻を突き出した状態で強請る美彩に断る理由も無く美彩の腰に手を当て挿入した。
「あぁん!」