03
『それにしても見ないうちにまた大人っぽくなったな飛鳥』
「え?ひゃっ!」
メールを送り終えた飛鳥を後ろから抱き締めて囁けば身体が跳ねて硬直した彼女。
「ちょっと何してんの!」
大声は出せない為小声で言いながら顔だけ動かして睨んでいた。
『やっぱ制服姿がいけないんだな、うん』
飛鳥の肩に顎を乗せお腹に手を回しながらもう片方で内腿を撫でた。
「ちょ、あんたはお姉ちゃんの…」
『とか言って俺とシたことあるくせに』
「それはっ!」
『それに麻衣も俺と飛鳥には仲良くして欲しいって言ってたし』
内腿を撫でる手が段々上に伸びスカートの中へ入った。
「仲良くってこういう事じゃないし!ん…」
下着の上から撫でながら耳を舐めると飛鳥は艶っぽい声を漏らした。
『すっかり飛鳥もその気じゃん』
「別にそんなんじゃ…」
下着をずらし指を挿れると中は熱く愛液が指を濡らした。飛鳥に挿入しようと思ったが指で逝かせるのも面白いとそのまま出し入れを続けた。
「ん…あぁ!」
『もっと飛鳥の声聞かせて?と言いたいところだけどいいの?まだ扉の向こうには人いるけど』
「んん!んぁ…」
きゅっと中を締めながら声が出ない様に手首を口に当てて我慢していた。
『もしかして向こう側の人達に聞かせたいとか?』
「…!」
涙目になり首をふるふると横に振るも身体は火照って中は既にくちゅくちゅと音が聞こえる程濡れていた。
それと同時に生徒会室のドアが開閉して生徒が出て行った。
それを聞いた飛鳥は口から手を離して裕太を見た。
「お願い…」
『何?』
「逝かせて…」
『いいよ。聞かせて、飛鳥の声』
向き合う様に振り向かせて壁に背中に押し付けて指を素早く出し入れすると我慢をしなくて良くなった飛鳥は素直に声を出した。
「んッあッ…ダメ…もう…あッ‼」
果てた飛鳥は脚をガクガクと震わせてその場にへたり込んだ。
同じくしゃがんだ裕太は飛鳥の頬に手を添えてそっと顔を近付けた。
荒かった息を整えようとしていた飛鳥だったがそのまま唇を重ね自ら舌を絡めた。