三日目
03
大人の多い場所が窮屈に感じた三人はその場を抜け出して裕太と奈々未が泊まる部屋で呑んでいた。

「…なんだか眠くなってきた。」

疲れもあったのか奈々未はソファーに横になって眼を閉じた。

『そんなとこで寝るなよー。』

「ん。」

会話に答えるものの動く様子はなかった。

『ったく。』

「初めてこんな場所に来たから疲れてしまったんですよ。」

ふふ、と少し顔を紅くした麻衣を見ながら裕太は彼女の隣に座った。

『それにしても大人っぽくなったな。』

「お互い様…です。」

頬を撫でられれば更に紅くなる麻衣にくすりと微笑みそっと唇を重ねた。

「裕太さん、ここでは…//」

『いいだろ?』

奈々未が寝ている前で裕太はゆっくりとソファーに寝かせて露出された脚を撫でていた。

「もう、意地悪…。」

『可愛い。』

再び顔を近付ければその場で濃厚なキスをして互いに舌を絡め合わせていた。

「ん…ふ…」

するりとドレスの下に手を侵入させれば下着越しに割れ目をなぞってみせた。

「んっ!!」

それに反応した麻衣の下着はすでに湿っておりにやりとした裕太は下着に手を入れて指を入れた。

「あぁ…ダメ…//」

くちゅりと音がするほど濡れており手で顔を覆った麻衣を見て指を早く出し入れすれば

『気持ちいい?』

「はい…でも…」

『何?』

「指は…嫌です…」

『じゃあ何がいいの?』

焦らす様にゆっくり指を動かしながら言えば麻衣は裕太の股間に手を伸ばして

「裕太さんの…逞しいので突かれたいです//」

ズボン越しに撫でながら麻衣は恥ずかしがりながら言った。



「本当にここで?」

『欲しくないのか?』

テーブルに手をつかせて奈々未の方を向かされている麻衣は困惑していた。

『いくぞ。』

ドレスを着たまま下着を片脚だけ脱がせれば肉棒を挿入した。

「ぁあ!」

濡れていた麻衣の秘部は抵抗もなく裕太のモノを咥え込んだ。

「ん…ぁっ!」

『そんな声出したら奈々未が起きるぞ?』

快感に浸る麻衣に言えば、我に返った麻衣は口元をきゅっと締め、同様に膣にも力を入れた。

『っく…』

ぱちゅぱちゅと音を出し声を出すまいと我慢する麻衣の吐息だけが室内を覆っていた




『はぁ…はぁ…』

「んっ…んッ」

絶頂が近付いてきた二人の息は荒く裕太は力強く打ち突けていた。

『ヤバい…。』

「私も…。裕太さん、私の中に…」

『っ…ぁあ!』

「んぁッ!」

他の女性と麻衣の間で違う事
裕太は麻衣に対しては膣内射精をすることである。

それは裕太が麻衣の事を口には出さないが愛していると言う事なのかは定かではないが少なくとも麻衣はそれを望んで彼の子種を受け入れていた。

「熱い…。裕太さん//」

射精が終わればゆっくりと二人は離れ、裕太はソファーへ深く座り込んだ。

麻衣はその場で膝を付いて裕太の足の間へ身を近づければ肉棒を口に含み丁寧に優しく舐めて綺麗にすればにこりと微笑んでみせた。

『もう遅いからこっちで寝るだろ?』

「はい//」

汗ばんだ二人は風呂に入ることにし、裕太は奈々未を抱きかかえて寝室へ向かった。




『興奮した?』

「…。」

奈々未の耳元で囁やけばベッドへ寝かせて寝室を去った。

「いつから気づいてたんだろ…//」

ベッドに取り残されている奈々未は二人が風呂場で交わっている間、自慰行為に耽っていた。

凛句 ( 2016/01/29(金) 04:53 )