第4話
美月「どうぞ、上がってください!狭いですけど」
カフェで食事を終えた俺たちは、美月が1人で暮らすアパートに来ていた。
晃樹「お邪魔します。うわー、女の子の部屋って感じだなぁ」
カーテンやベッド、カーペットなどはピンクと白を基調とした可愛いらしいデザイン。
他にも無駄にお洒落なインテリアが置いてあったり、友達とのプリクラが貼ってあるコルクボードが壁に掛けられていたり…。
そういえば、真夏が1人暮らししてた時の部屋もこんな感じだったなぁ…。
美月「なんか恥ずかしい(照 男の人をこの部屋に入れるの初めてなんで…」
晃樹「バカっ、嘘言うなよ(笑 美月なら既に2、3人は連れ込んでるだろ?」
美月がブンブンと首を振る。
美月「勘違いしないでくださいっ!私は好きでもない男を家に呼ぶほど軽くないですから。先輩は、私のどタイプだったから、積極的にいっただけです」
そこまで勢いよく言うと、ベッドに座ってスッと息を吐き、続ける。
美月「サークル入って初めて先輩を見た時に、『私の彼氏はこの人しか居ない』って思ったんです。でも、彼女が居た。諦めようかと思ったけど、諦められなかった…。それで頑張って、やっとここまで来れたんです…」
若干涙声になる美月。
晃樹「美月…」
知らなかった。美月がここまで本気で俺を好きでいてくれたなんて。
正直、恋多き小悪魔が彼女持ちの男を弄んで楽しんでる程度に思っていた。
そうじゃなかったのか…。
俺の身体は無意識に、ベッドに座る美月を押し倒していた。
目の前には瞳を潤した美月がいて、俺を見つめている。
美月「口でも胸でもアソコでも、先輩の好きなように使ってください。私のカラダで気持ち良くなってください」
そう言うと目を閉じる美月。
その言葉は俺を突き動かすには充分だった。俺はキスをすると、舌を美月の口の中に侵入させる。激しくディープキスをしながら、右手で服の上から胸を揉み、左手で美月のキレイな生足の内腿をさする。
ちゅっ…ちゅぱっ…んちゅ…ちゅ…
舌と舌が激しく交わる。
お互いに息苦しくなり、口が離れる。
美月「先輩激しい…」
晃樹「激しいの嫌?」
美月「ううん、嬉しい…。もっとして欲しいくらい…(照」