もし主人公が坂道大学の同級生だったらT
Cロートーンボイスと野生児
サー室ですやすや眠る渡邊を置いて
大学周辺に新しくできた商業施設にやってきた土田と志田。

どの店の前にも開店セールの旗が立っていて、
家族連れや若者で賑わいを見せているなか・・・

愛佳「うーん、こういうのは違うんだよなあ」
佑「あはは!それ会長が着てそうなやつじゃん」

案の定愛佳の買い物に付き合わされている土田。
しかし、渡邊曰くファッションセンスに欠ける志田の服選びは
ひどく時間がかかるらしく・・・

愛佳「でもたまにはこういう可愛い系もいいかねえ」
佑「え、何それ。コスプレ?」
愛佳「・・・うそでしょ。これ高校のときに家から着ていったんだけど。
   お洒落だと思って、みんなも褒めてくれてたよ。」
佑「は、家から!?お前、これはコスプレ!制服!メイド!
  てかこれ着てるの想像できないんだけど」
一般的なメイドのコスプレ用品を通常の衣類と勘違いしていたようだ。

最近は自分でもセンスがないのは自覚しているらしく、
服は決まってテニスサークルやダンスサークルの友達と買いに行くらしい。

愛佳「もうわからん、やっぱり普通のストリート系がいいわ。
   清楚系は無理っす!」
佑「とかいいつつ、今日の服装スカートだけ可愛い系なんですが」

1時間悩んだ挙句、サークル活動などで使えそうな
ジーパンやらパーカーなど、ごく普通なものを購入。

そのまま問い合わせをしてきた学生と合流すべくファミレスに向かった。
佑「とりあえず何話せばいいかね?」
愛佳「写真とか動画見せてこんなの撮ってますとか?
   あ、来た来た。こっちだよー」


どうやら1人ではなく2人でやってきたようだ。
京子「はじめまして、メール送らせていただいた齋藤京子と言います。
   文学部1年です。」
ねる「この子の友達の長濱ねるです、って佑ちゃんは知ってるよね(笑)」
愛佳「あ、佑の友達なの!?」
佑「こいつ一見ふわふわしてるけど男ばりに運動神経すげーいいのよ」
ねる「紹介するとこそこかい!」

佑とねるは地元は埼玉と長崎と全く違うが、
同じ都内の高校に通っていた同じクラスメートである。
女子よりも男子と外でバリバリ遊んでいることから、
運送神経や思考回路が若干男子に似通っているらしい。
だが、ねるは一年浪人していたことから
大学では現在文学部1年。


愛佳「てか、京子ちゃん落ち着いてるね、なんか大人っぽい」
京子「声が低いとはよく言われますねー」
とても年下とは思えない冷静さと落ち着きに驚嘆している様子の愛佳。

佑「京子ちゃんは何で知ったの?このサークル」
京子「ホームページに活動日誌載せてるじゃないですか?
   なんか冒険気分で楽しいなと思ってよく見てるんです」
愛佳「見てくれてるんだーあれ。最近ツイッターとかフォロワー数
   多いもんね」
ねる「なんか私たち4月にサークル入りそびれちゃって(笑)
   まだ募集してると思って調べてみたら面白そうだなって」
京子「普段どんなことやってるんですか?」
佑「えっとねー、まあこんな感じで・・・」

これまでの写真とか動画を簡単に見せるなど
サークルの紹介などをした。
ねる「なんかアットホームって感じでいいね!」
佑「まあ、存続の危機でしたから幽霊部員にならない程度でも
  いてくれれば助かる(笑)」
京子「食べ歩きとかやりませんか?ラーメンとか紹介しますよ」
愛佳「おお、意外とジャンキーなの食べるんだね京子ちゃん」

すっかり打ち解けた様子。
気づいたら遅い時間になっていたのもあり、
一同は解散。
次の活動には早速ねるときょんこも来ることになった。




一方別の場所では
おっちゃん「いらっしゃい!理佐ちゃん今日も遅くまで授業?」
理佐「疲れちゃった(笑)いつもの醤油ラーメンください」
おっちゃん「あいよ!いやあ、こんな赤ちょうちんの屋台に
      こんな可愛い子が来るなんてね、それだけで楽しいわ」
理佐「そんな大げさな(笑)お腹すいてペコペコなんで」

理佐「(ズズズズ)月を見ながらの終わりのラーメンはたまらん・・・」


■筆者メッセージ
自分で書いてて設定上のキャラが
おかしい方向に行き過ぎている気がする・・。
クッキー ( 2017/09/04(月) 02:46 )