2.遠くに見えた影
欲望の被害者
都内某廃工場

誘拐されたアイドル、堀未央奈は何者かに拉致されてから2日、廃工場に監禁されていた。後ろ手に手錠をかけられ、多くのファンの憧れであろう身体を布で隠すことを許されず、そのままの姿を晒している。廃工場の裏扉が開き、未央奈を誘拐したと思わしき男が入ってくる。
「未央奈ちゅわ〜ん♡おはよう♡ そろそろ僕と結婚してくれる気になったかな?♡」
小太りで少しハゲかかり、歯が何本が抜けた見るからに汚らしい40代後半くらいの男が生温かい声で、弱っている未央奈に話しかけた。
「なるわけ…ないでしょ…このキモ男…」
「はぁ…まだ強情なんだね♡でもそんなところも可愛いんだけどね♡」
「私を…どうするつもり…?」
「君を僕のお嫁さんにするんだよ」
「そんなこと…絶対に嫌!あなたなんかと結婚しない…!」
「本当に君はわがままだね…そんなに結婚が嫌なの?」
「当たり前…でしょ…?」
「仕方ない…少し痛い目に遭わせてあげるよ…大丈夫、ちゃんと優しくしてあげるから♡」
男はズボンを脱ぎ、パンツ一枚になり未央奈に近づいてくると、恐怖と絶望感に駆られて叫び助けを求める。
「いや!来ないで!誰か助けて!!」
「うるさいなぁ…」
男の拳が振り下ろされ、未央奈の頬を殴る。
「キャアッ…!!」
殴られたところが熱を持ち、痛みが走った。
「ほら、もう一発いくぞ…」
再び、拳を振り上げる。
「いや…やめて…」
怯え切った声を出す。
「やめて欲しい?言うこと聞けば僕だってこんなことはしないんだよ」
「聞く…わかったから…」
未央奈がそう答えると、男は満足気に微笑んだ。
「君は僕のお嫁さんになる女だ、君の身体は僕のもの…その証を刻みこむね♡」
男は下着を下ろし醜い肉棒を露にすると、それを無理やり口にねじ込む。
未央奈は口の中に異物が入り込み、苦味と臭さに吐きそうになるが、なんとか堪えて舌を使い必死に拒む。それでも無理矢理頭を掴まれ前後に動かされると、喉奥まで突かれてしまい苦しくなっていく。
「ごぶっ…!んぼっ…!おごぉっ…!」
「あ〜気持ちいぃ〜、その調子だよぉ〜♡」
男は快楽に浸った顔をしながら腰を動かし続ける。
ドピュルルルーービュルビュルビュッ
「あぁ〜、いっぱい出たよ、全部飲んでね?」
「ぐぼっ…んんん…ん…ごく……ん…」
未央奈は涙目で吐き出しそうになりながらも、言われた通りに精液を飲み干した。
「うん、偉いね♡じゃあ今度は…」
「今度は…?」
「もっと可愛がってあげようと思ってね、まずはその綺麗な足を舐めさせて貰おうかな」
「ひっ……」
脚を掴み、逆さに未央奈を持ち上げると男は未央奈の脚にしゃぶりつく。
ジュプジュブジュポジュボ!
「いやぁぁ!やだぁ!!やめろぉ!」
「やめないよ?これから毎日こうやって愛してあげるんだ♡慣れてもらわないと困るなぁ」
ジュポッジュッポジュップ!
執拗に音を立てながら、足裏や指の間まで丁寧に舐めていく。 唾液でベトベトになった脚を離すと、地面に放り投げて覆い被さった。
「次が最後だね♡ 僕達の未来の子供を作るんだ♡」
「そんなの絶対ヤダ!もうやめて…」
泣き叫ぶように懇願するが、その願いは聞き入れられず、男は自らの欲望を剥き出しにした。
ズブッ! グチュッグチャ! パンッパチュンパァン!
無情にも簡単に挿入を許し、何度も強く打ち付けられる。
「いたいっ…もっ…許してぇ…!」
未央奈が苦痛の声を上げるが、男は止まるどころかさらに激しく動く。
「んん…いい具合になってきたな…出すよ? しっかり受け止めてくれ♡…うぅ…イクぞっ!」
「ひゃああ!ダメェ!抜いてぇ!中はだめなの!赤ちゃんできちゃう!お願いだから外に出して!…イヤァァァ!!!!」
ドクッドクッビューービュルルーーーー
大量の精子が子宮を満たし、結合部から溢れ出る。
「ふぅ……これで僕らは夫婦だね♡」
「そんな…こんなのって…」
声と身体を震わせて泣きじゃくるが、中に出された事実が変わることはない。それは、未央奈の股間から未だ溢れ続ける男の精液が物語っていた。


ブラッキー ( 2022/11/13(日) 17:12 )