思春期男子の嫉妬
正輝は一言でいえば思春期男子だ。
恋人である彩も正輝の性への好奇心には少し引いていた。
「彩。この間のグラビア、なんかエロい。」
「だから、何?」
「彩が僕以外の人に笑顔を向けるのなんか嫌や。」
「仕事やってわかってるやろ?」
「うん。だから、しても良い?」
「好きにせい。」
了承が彩から出た正輝は彩を裸にし、自身も裸になり、隠していた手錠で彩の腕を拘束した。
「正輝。何をしとんねん。」
「みるきーさんから言われた。彩は菜々さんと付き合ってたって。これで彩をどこにも行かへんようにしときって。」
(美優紀め。変なこと吹き込みやがったな。てかなんで私と山田が付き合っていたことをあいつはよりもよって正輝に教えるねん。)
「正輝。外してくれ。どこも行かへんから。」
「彩。僕だけを見て。」
前戯もなく彩を正輝は貫いた。
「正輝。好きやから、この手錠外してくれ。」
「彩。僕は彩しか愛せない。だから、彩も僕を愛して。」
「正輝。愛しているから。手錠外して。」
「彩は僕のだ。」
正輝は行為をしながら彩にキスの雨を降らせる。
顔だけでなく、当然ボディーにも、何度も何度もそこで彩は気がついた。
正輝が酔っ払っていることに。
正輝は中に放出すると、彩の手錠を外し、彩の手を握って眠りについた。
(あほ。私の方が好きやねん)
正輝におやすみのキスをし、彩も眠りについた。