博多物語 - 朝長美桜編
互いの温度
二人はベッドに移動した。

美桜の服を一枚一枚脱がしていく光圀。

震えている美桜。

光圀は美桜の手に自分の手を重ね、片手でゆっくりと脱がす。

美桜は恥じらいを見せる。

「美桜。大丈夫だ。俺が側にいる。」

「大塚さん。キスしてください。」

優しくキスをする光圀。

二人は今、両親から隔離され、互いの温度を感じている。

今こそ一つになるというとき、落とし穴があった。

「美桜。生理周期は?」

「もうじき生理のはずです。」

「良かった。ゴムが切れていた。」

「大塚さん。来てください。」

「美桜」

ゆっくりと美桜の膣内にぺニスを入れていく。

片手を繋ぎあったまま、美桜を愛撫する光圀。

やがて本能の命ずるままに腰を動かしだす。

「あっ、大塚さん。私、私大塚さんが好きです。」

「美桜。お前の身体、気持ちよすぎて出ちまう。」

「出してください。美桜の中に」

「くっ。」

「温かい。これで時期が合えば妊娠するんですね。」

「そうだな。」

光圀は、ティッシュを取り、後片付けをする。

ただ、片手は美桜と繋いだままだった。

「よし、シャワー浴びるか?美桜は捻挫中だろ?」

「はい。」

「ご両親が帰ってくるまで、隣で寝てやるから。」

しばらくはべったりな時間が二人にはあるようだ。

■筆者メッセージ
本格的に始まったね。
光圀 ( 2017/02/05(日) 06:47 )