博多物語 - 田島芽瑠編
損害賠償
メンバー(特に莉乃)の性欲処理をしている光圀でも溜まるときはある。

ゲオでアダルトDVDを借りて帰宅したとき、待っていた人物は怒っていた。

「パパ。遅い。」

「田島。普段、大塚さんって呼んでいるんだから、ちゃんと大塚さんって呼んでくれよ。」

「早く上げてよ。トイレ」

「あー、はいはい。」

共同生活時代に全員でご飯を食べたリビングの隣は、光圀の寝室の為、ベッドの下に袋を置いてリビングに戻った。

リビングに戻ると、芽瑠が待っていた。

「パパ。これあげる。」

「ゴミはゴミ箱に・・・。って、おい。」

「パパ。呼んでも良い?」

芽瑠が手にしたスマホは警察への番号が表示されていた。

しかも、芽瑠が投げ渡したのは女性用のパンツ。

芽瑠の初めては光圀に奪われている等、光圀に不利な点ばかりだ。

「要求を言ってくれ。」

「私とタダでエッチして。」

「わかったから止めてくれ。」

「エッチするまで表示消さないから。」

「ベッドにどうぞ。」

仕方ないので、二人は寝室に向かった。

「田島、なんでこんなことを?」

「芽瑠って呼んで。」

「芽瑠。だから、なんでこんなことを?」

「パパのせいだよ。パパが私の初めて奪ったのに、全然相手してくれないから、私のことも見て。」

芽瑠とついでに美桜に手を出さなかったのは、保身の為だったが、芽瑠はそれで性欲を不満にしてしまったらしい。

「あの日は催眠術の術中だった。痛みや変な感じがするかもしれないんだぞ。」

「ちーちゃんだって初めてだったはずなのにどうして、エッチしたの?」

「何のことだ?」

しらを切るのが精一杯の光圀に芽瑠は、

「泊まりの日は、いつもパパとさしこちゃんがエッチしている声を聞いていた。・・・それに、さしこちゃんより私のおっぱい大きいでしょ?」

光圀の手を掴むと、自分の乳房に芽瑠は導いた。

光圀は、理性を保てるのか?





■筆者メッセージ
長くなりそうなので、続きます。
最後の答えは、保てるわけがない。
じゃなきゃ、章題にあがるわけがない。
お楽しみに。
光圀 ( 2017/02/01(水) 19:10 )