咲良の作戦
私、宮脇咲良。
国民的アイドルAKBの一員なんだけど、今は恋する乙女ってところかな?
私の片思いの相手は、マネージャーの一人である大塚光圀さん。
大塚さんを見ていれば解る。
大塚さんは、さっしー(指原莉乃先輩)のことが好きで、さっしーも大塚さんが好き。
総選挙でライバルとは言ったけど、まさか恋でもライバルになるなんてね。
大塚さんの部屋、通称相談室の前にやってきた。
下準備もバッチリしているんだもん。
私にメロメロになってくださいね。
『コンコン』
「はいはい。おう。宮脇どうした?最近仕事が増えて痩せてきたんじゃないか?」
「お願いします。」
この相談室でのルール、一万円を渡して私達メンバーの性欲を解消するのが大塚さんの仕事のひとつ。
「わかった。」
そう言って大塚さんは私を部屋の中に入れ、鍵を閉めた。
理由は簡単、支配人である尾崎さんは着替え中って表示をしてもノックもなしに、更衣室に入ってくるような人だから、それを警戒してのこと。
「咲良、なんか熱っぽくないか?」
そう言って大塚さんの大きめの手が私のおでこに乗せられる。
熱っぽく見えるのは当然だ。
媚薬を購入し、飲んできたからだ。
「大塚さん、早く脱がしてください。」
フフフ。
今日の格好、自信あるんだ。
下にスクール水着、着てきたんだ。
しかも、大事な部分(胸と股間部分)には穴が開いているんだ。
ほら、大塚さんがいくらさっしーのこと好きでも男の人である以上、鼻の穴が膨らんじゃうよね。
しかも水性ペンで『前戯ぬきでお願い』って書いたもんだからスーツ脱いで、全裸になって、来たー!
大塚さんの大きくて気持ちが良いの。
他の人としたことはないけど、気持ちが良いんだからしょうがない。
そう、鼻息を荒くして今だけはさっしーじゃなくて私を見て、もっとガンガン腰振っておちんちん私に叩き付けて!
私が何度逝っても続けて連続でそう、射精しそうなの、ゴム着けているんだから、思いっきり出して、ゴムの中に一杯出して!
「くっ。」
私の悪い癖で大塚さんにまた蟹バサミしちゃった。
さっしーより私のことを愛してくださいって思いながら意識が飛んじゃった。