性教育の資料、公開セックスをする為に俺はオス代表として、ステージに上がる。

そして、メス代表は白石先生である。

興奮作用のある薬とシート（ドン・キホーテで売っている商品）を用いられて、目隠しをされ、柏木先生誘導でステージへと進む。

「あんッ。」

指先に柔らかな感触を感じて、柏木先生の声を聞いた。

「伊藤先生。今晩、私に種付けしてください。」

積極的な柏木先生の声に身震いすると共に、海綿体への血液促進が急に行われているのがなんとなく解った。

目隠しをされているので、堀先生の声も耳に届く。

「先生もそうですが、人はオスであるお父さんの精子と、メスであるお母さんの卵子が結びつくことで生まれます。お父さん、お母さんじゃなくても、男性と女性が居れば人は生まれてくることが出来ます。これを世間一般で妊娠、出産と言ってぼんやりと誤魔化しています。動物でいう交配、交尾にあたるセックス、エッチをして妊娠をする訳です。二人の先生に資料として、セックスをしてもらいましょう。」

「行きますよ。」

柏木先生の誘導で移動するのと同時に白石先生の声が聞こえる。

「ん、んぅ。」

視界が塞がれているので、恐らく白石先生は口にギャグボールを入れられているんだろうと歩きながら思う。

「寝てください。」

柏木先生が耳元で言う言葉に従い、俺は仰向けに寝る。

生徒への性教育が目的なので、白石先生の穴がモニターに映っていて、入る瞬間までバッチリという手法だ。

「今回はお掃除が面倒になるので、避妊具のコンドームを使いますが、セックスは妊娠する為の行為ですので・・・」

堀先生のもっともな言葉の中、コンドームを俺のペニスに装着され、白石先生の肉体が近付いているんだと思う。

「ん、んぅ。」

ゴム越しでも、中に入った感覚はある。

「膣、オマンコにペニス、おちんちんを入れ、男性が射精、精子を出して、女性の身体にある子宮の中で卵子と出会って、受精をすることで、妊娠に繋がる訳です。それでは、伊藤先生に射精をしてもらいましょう。」

簡単な話、公開セックスをしろと言っているのだ。

堀先生の言葉と同時に白石先生が俺の上で腰を振り出したらしい。

この村に来る前に童貞など捨てているが、真夏と結婚したことで背徳感が俺の中で生まれたようで、興奮している自分がいる。

そして、終わりのときが来る。

「出る。」

「んぅ。」

俺はコンドームの中に射精をし、ゴム越しでも振動等の影響か、白石先生も達したようで、俺の身体へ前のめりに倒れてきた。

精子入りコンドームを取る影響か、すぐに白石先生は退かされた。

「・・少子化対策の為に、皆で伊藤先生の精子、いっぱいもらいましょう！」

俺達もステージから退場され、片付けをして、最後に聞こえた堀先生の声に俺は武者震いをするしかなかった。