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二章 決戦!球技大会
後半戦への準備
みんなは保健室につくと養護教諭の衛藤美彩に2人を預けて体育館へ戻った。


衛藤「肋骨を折ってるって聞いたけど折れてないじゃんw」


ギュルルル


衛藤「これはお腹が減ってエネルギー不足で倒れただけねwwとりあえず酸素カプセルを使って肋骨を治したのは間違いない。」


すると衛藤は自身の顔を侑斗の顔に近づけた。


衛藤「起きなさい!チュ♥」
侑斗「うわっ!!みさみさ!?何してんすか!💢初めては由依が良かったのに…。って聞いてねぇし。」
衛藤「あんたも起きなさい。チュ♥」
海人「(‐д`‐ll)おぇー。」

衛藤は二人にキスをして起こした。


ガラガラガラ バン!


中田「ちょっとみさ!生徒になにしてんの!wそれに空腹で倒れただけって……w」
衛藤「そうだ!何人か泣いて心配してたから謝っときなさいよ!」
二人「はい!」


2人は大量のウイダーinゼリーを飲み、大量のカロリーメイトを食べて体育館に戻った。



菅井「ちょっとまだ寝てなよ!」
守屋「そうだよ!何してんの?」
二人「実は…。」


二人は正直に話した。


ひかる「怪我は昨日にはもう治ってたってことですか…?」
天「心配したんですよ!」
守屋「あんたら後で覚えておきなさいよ?💢でも良かった!」


二人で謝罪していると次の試合が始まろうとしていた。


七瀬「次の対戦は…って二人とも大丈夫なん!?」
二人「ご心配おかけしました。空腹で倒れただけですw」
七瀬「もう!心配したんだからね!ほら、コードに入って!」


二人はフィールドに入り、試合に挑む。もちろん圧勝だ。その後の試合も圧勝。当たり前のように優勝した。


理佐「次は私たちだね!」
由依「うん!」
守屋「絶対に勝つぞー!」
六人「オーーー!!」


七瀬「その前にお昼ご飯やで!今日は海人くんのお母さんが生徒全員分と先生全員分のお弁当を作ってくれたんよ!」
海人「それで母さん夜更かししてたのか。」


みんなで教室に戻ってご飯を食べた。


「美味い!」「美味しい!」

侑斗「由依から聞いてたけど美味いな!」
健「今度食べに行ってもいい?」
海人「もちろん。」
小池「海人くん、はいあーん。」

・・・

小池「ノリ悪いなぁwはい、あーん!」
海人「あ、あーん。家の味としか言いようがないなw」
齋藤「そりゃそうでしょw自分のお母さんの料理なんだからw」
土生「今度は私の番!はい、あーん!」
海人「はあ?ゔっ!」

強引に口の中にぶち込んだ。

海人「もういい。自分で食べる。」

海人は端へ逃げるがはぶみぃが逃がすわけが無い。


土生「海人ん!」
小池「もう逃げられへんで〜w」
海人「土生、ゆいぽんみたいに言うな。」
土生「だって男になったゆいぽんじゃん♪」


その発言に教室が凍りつく。


侑斗「あのさ、こんなのと由依を一緒にしないでくれる?」
由依「海人は無愛想。私はぜんっぜん違うじゃん!」
海人「おまえら💢」
土生「それもそっか!」
海人「納得するな💢俺はもう行く。」


海人は一人で体育館へ向かった。つもりだった。


菅井「海人!」
海人「なんだ?」
菅井「ありがと…(。○•ω•○。)」


菅井が涙を流しながら感謝の気持ちを伝えた。


海人「なにが?」
菅井「助けてくれて約束も守ってくれたでしょ?本当に勝ってくれた。」
海人「そんなことか。俺は俺の気にくわないやつを倒した。それだけだ。それに……おまえさんを助けたわけじゃない。」


海人は動揺していつもより変な言い方になる。


菅井「嘘つくの下手だねw」
海人「黙れ。感謝を言いたいのはこっちだ。お陰様で守りたいものができた。」
菅井「そっか!海人、これからは友香でいいよ!」
海人「わかった。友香はバレーに出るんだってな。調子に乗って足をくじいた尾関に変わって。頑張れよ。」
友香「うん!がんばりぃ……がんばりき!」

噛んでしまった友香を見て笑う海人。

友香「そんなに笑わなくても良いじゃん!」
海人「ほら、行けよ。」


今回の件で二人の絆は少し深まったようだ…。

深見飛彩 ( 2022/06/18(土) 21:50 )