4章 協力
新メンバー
今はもう6月末
海人さんが来ていることもあって俺は俺で忙しかった。


遥輝「新メンバー!?」
校長「1年のみなさんと同じオーディションに合格したけど準備が間に合わなかったメンバーです。
今この場所にいるのでお迎えに行ってきてください。」


乃木坂学園前駅
最寄り駅じゃん!
新メンバー。
緊張する。

(大丈夫だ。1人知り合いがいる。なんなら変わるか?)

いい!

(あっ、いたぞ。あの軍団だ。ミュウがいるから間違いない。)


さっそく駅に辿り着き、駅の入口いる乃木坂の制服を着ている女の子たちに話しかけてみた。


松尾「あっ!シオンくん!」
遥輝「違うw俺は遥輝!えっと話は聞いてるよ♪黒見明香さん、佐藤璃果さん、林瑠奈さん、松尾美佑さん、おバカさん?」
弓木「おかしいでしょw弓木奈於です〜!」
遥輝「俺の資料に書いてあるんだwほらw」


ガチで書いてある。弓木奈於は居残りメンバーに追加とも。


松尾「まあたしかに頭はよくないよねw」
シオン「相変わらず毒舌だな。」
他4人「人が変わった!?」
松尾「彼は二重人格なの♪こっちは私の親友の柴田柚菜ちゃんの彼氏!さっきのはThe普通な遥輝くん♪」


(今俺かなり失礼なこと言われてなかったか?w)

気のせいだろ。
てか俺は彼氏じゃねぇ!

(彼氏みたいなもんじゃんw)


シオン「さっさと行くぞ。」
五人「はい!」
松尾「ねぇ!シオンくんは柚菜ちゃんのどこが好きなの?」
シオン「ノーコメント」
松尾「あれ?柚菜ちゃんといる時よりテンション低い?w」
シオン「これが通常運転だ。」
松尾「じゃあさ!」


電話越しの時よりうるせぇなこいつw


林「みゆちゃん!シオンくんの顔が…。」
松尾「大丈夫!照れ隠しだからw」
林「ならええわwあっ、ごめんなさい!」
シオン「良いよ別に。無愛想で怖いよな。ごめん。」
璃果「瑠奈ちゃん人見知りなんです。」
シオン「そ、そっか。」


??「シオンくんと同じだね♪」
??「あんなのと一緒にしたら可哀想やろw」
シオン「沙耶香、聖来。」
林「沙耶香ちゃん!」
掛橋「瑠奈ちゃん!」
聖来「先生に言われて迎えに来た!人見知りを助けやれってw」
シオン「大きなお世話だ。」


はぁ……。めんどくせ。レッスン中じゃなければゆんや姉さんたちも連れてきたんだけど。


なにはともあれこのあともみんなで?仲良く会話をしながら校長室へ向かった。
そして今後の打ち合わせを始めることに。


〜打ち合わせ後〜


要するに7月1日から加入するって話と1年の披露宴が7月7日って話。
ん?早くね!?


とりあえず用事も済んだし。レッスン室に行くか。


このあと兄貴分にめちゃくちゃ相談してみた。約6日間のレッスンスケジュールについて。


海人「1年だけの短期合宿の許可を得ればいい。そんな理不尽なこと言っておいて断りはしないだろう。」
遥輝「やっぱりそれしかないですよね……。」


校長先生に頼んでみたらOKしてくれた。

深見飛彩 ( 2022/11/10(木) 09:05 )