悩み事と好奇心
遥輝……。学校出たあたりから時々暗い顔するけど何に悩んでるんだろ。
周りがカラオケで楽しんでる中、私は遥輝のことが気になっていた。
遥輝は頑固だから絶対に悩みを私に言わないからちょっとめんどくさいw
遥香「あっ!」
山下&堀「どうしたの?」
遥香「いえ、トイレ行きたくなってきたので通りますねw」
堀「どうぞ!」
遥輝が部屋を出たので私も部屋を出た。せっかく山下さんのお隣だけど仕方ない!弟の方が大事!
遥輝「(´Д`)ハァ…。」
遥香「どうしたの?」
遥輝「ん?姉ちゃんか。別に〜」
遥香「たまにはさ、悩み事をお姉ちゃんに話してみてよ。これからは私も悩みを話すようにするから。」
少し時間を置いてから正直に話してくれた。
遥香「そっか。そんな重大なこと頼まれたんだ。」
遥輝「さっきこそこそメール送ってきてさ、副キャプテンも決めてくれって。」
遥香「そりゃ悩むよね…。私なら梅澤さんにキャプテンやってほしいかな。」
きっと遥輝もそう思ってるはず。こういうときくらい私が少し導いてあげなきゃ。
遥輝「俺もそう思う!」
遥香「ならそれでいいの!細かいことは気にしない!副キャプテンは…。与田さん?w」
遥輝「なんでだよwグループ崩壊するわwでもありがと姉ちゃん!
俺考えすぎてた。」
直接言われるとなんか照れるな〜。
遥香「当たり前でしょ!たった1人の自慢の弟なんだから!先に行ってるよ!」
私は恥ずかしくなっちゃってそのまま部屋へ戻った。
〜遥輝サイド〜
自慢の弟か…。自慢の姉ちゃんに言われると嬉しいな。
トイレ行きたくなってきたからとりあえずトイレ行ってから戻ろ。
トイレに行くと女子トイレの前であたふたしている1人の女子を発見した。
遥輝「聖来?」
聖来「ハルくん!助けて!トイレからさくらちゃんと未央奈さんがぜんっぜん出てこない!」
はい?
遥輝「女子トイレって2つしかないの?」
聖来「そうみたい!」
遥輝「男子トイレ使う?上手く誤魔化してあげるけど。」
聖来「助かる!ありがとぉ!ハルくん大好き♥」
漏らす姿も見たい気もするけどここで漏らすのは可哀想。
だが……
聖来(空いてないやん……。漏れる。)
なんかモジモジしてる姿かわいいw
一旦トイレの外へ。
聖来「何ニヤニヤしとんねん💢このアホ💢変態💢スケベ💢」
遥輝「てかさ、男女共用トイレ使えばいいじゃん。あっちの奥にあるし。」
聖来「ホントや……」
遥輝「アホやろwwww」
顔真っ赤wこんなかわいいのが元カノだったとか…。過去の俺が羨ましいかもw
(変われ。)
影「聖来、」
ダメだ!
聖来「どうしたん?」
遥輝「何でもない!」
聖来「今の影ちゃん絶対にエッチなこと言おうとしてたやろww」
やっぱり聖来もそう思うよな。俺もそう思う。
影「俺は聖来とやったことないからな。おしっこ見物後にやらせてもらうぜ。てか影ちゃんはやめろ。気色悪い。」
聖来「別にええやん!でもトイレ見物は嫌や…。」
遥輝「じゃあ俺が入るから漏らせ。」
いや、エグいwでも聖来の躊躇ってる顔がかわいい。影よ、サンキュー。阪口さんは朝裏のこと影ちゃんと呼んでたみたいでそれが周りに浸透して今は影ちゃんと呼ばれている。
こんな状況で出した聖来の答えは意外なものだった。
聖来「じゃあハルくんのせいで漏らしたってかっきーにチクったるわwてかヤバいからどいて!」
影「うわっ!」
突き飛ばされてやんのw
(うるさい!俺が突き飛ばされたってことはおまえが突き飛ばされたってことだ。)
それは一理あるwだからそういうこと言うのやめて。
てか扉の外からでも音が聞こえる。物凄い量……。そんなに我慢してたんやな。
(それな。)
そして流れる音がすると同時に俺たちはトイレの中に引き込まれた。
聖来「おしっこで濡れたからこのまま入れてもいい?」
遥輝「俺の…」
影「俺のが小さいままだろ。」
遥輝「やめろ!俺の元カノだ!」
俺は聖来を便器に座らせてからセイラの脚を開いた。
聖来「そんなに見んといて……。」
遥輝「あのときはまんこ丸見えだったのに今はこんなに毛が生えてる。胸は姉ちゃんと同じくらいだw」
聖来「何当たり前なこと言っとんねんwハルくんだってそうやんw
・・・
ハルくん……早く指を入れたりクリトリス触ったりしてほしい…。」
そんなことそんな甘え声で言うのは反則すぎるよ……。
遥輝「ここだと狭いから」
影「ここだと狭いから今からラブホに行くぞ。」
聖来「そんなに我慢できひん!」
影「じゃあ1人でオナニーでもしてろ。」
聖来「行きます。」
ってことで聖来が体調不良だからという理由で病院によりながら帰ると言ってホテルへ向かった。