2章 仲間
補習からの……
今はテスト返し直後のレッスン中なんだけどメンバーが何人かいない。


白石「知ってると思うけど蓮加ちゃん、桃子ちゃん、美波ちゃん、珠美ちゃん、麗乃ちゃん、遥輝くん、さくらちゃんは玲香の指導の元で補習してます。」


はい。知ってます。美波って何気におバカの部類に入るんだよねw


白石「久保ちゃん、ボケーッとしない!」
久保「は、はい!」


(・ε・`)チェッ
こういうときの白石さんってなんか鋭いんだよな〜wそこもいい!!


白石「今日は人数が少ないから体力強化をメインにやります。」
「はい!」


一方補習組は…


玲香「遥輝くん、さくらちゃん!寝ちゃだめ!桃子ちゃん!美波ちゃんにちょっかい出さない!蓮加ちゃん、珠美ちゃん、静かにやりなさい!(もうやだ〜!w)」


梅澤以外は誰も補習をマジメに受けていなかった。


桜井「(仕方ない💢)そういう態度ならあんたらクビ。退学処分下すから。」


その言葉にみんなが急にシャキ!っとする。桜井の権限で退学処分を下せるわけないのに。


遥輝(裏遥輝、助けて。)
裏遥輝(んなことで俺を呼ぶな。交換条件だ。ガリガリ君を朝昼晩1週間分。もちろん通常サイズだ。箱入りは許さない。)
遥輝(乗った!大体60円×7)
裏遥輝(早く変われ💢)


裏遥輝はなんなく問題を解いていった。問題を解くのとほぼ同時進行で全部の問題の答えを書いた紙を作り、桜井にバレないようにさくらに渡した。


さくら「ありがと(口パク)」
裏遥輝「いいから早くやれ(口パク)」
さくら「(*´꒳`*)」


そして数10分後には2人で真っ先に課題を提出した。


さくら「ありがと!助かったw」
裏遥輝「フンッ。」
さくら「このツンデレ具合やっぱり裏ハルくん?w」
裏遥輝「あぁ。こんな時間に課題クリアしてもレッスンはあと2分で終わる。出かけるぞ。表との約束あるだろ。」


バタン。


遥輝「痛ってぇw相変わらず雑なバトンタッチ。てことでとりあえず行こ!」
さくら「うん!でもその前に…腕にくっついてもいい?」
遥輝「もちろん!」


こうして2人はレッスン室に顔を出さずにデートへ出かけてしまった。


〜校門前にて〜

私は今ハルくんとデートしている!人生で初めてのデート!

遥輝「団子が美味しい老舗を見つけたんだけど行く?」
さくら「行く!!でも何で?」
遥輝「みたらし団子好きでしょ?」


たまにはちょっとからかってみようかなww


さくら「好きじゃないよ!」
遥輝「嘘だ!もしかしてあやに騙された!?って言いたいところだけど好きじゃなくて大好きって言うんでしょ?w」


バレてた…。なんか恥ずかしい…。


さくら「何でわかったの?」
遥輝「俺も姉ちゃんにそういうことよくするからw」


かっきーも大変だね……。でもかっきーも時々私たちにイタズラしてるw
流石は姉弟w


遥輝「着いた!」
さくら「すごい貫禄。」


席に着くとさっそくみたらし団子が出てきた。えっ!?何で!?


遥輝「予約してたからw」
さくら「そうなんだwありがと!」
遥輝「どういたしまして。はい、アーン!」


流石にそれは(//д//)


さくら「あむ。おいひぃ〜!」
遥輝「でしょ!入院前にたまたま見つけたんだ!」
さくら「へぇ〜wそれじゃ今度は私の番!はい、アーン!」
遥輝「あむ。美味しい。」


かっこよくてかわいい…。このドキッとする感じ。私たぶんハルくんに恋してる!

もっと一緒にいたい……。

このあと私はハルくんにとある提案をしてみた。

■筆者メッセージ
もう時期官能入れます。
深見飛彩 ( 2022/09/14(水) 06:55 )