超短編集
早川聖来@
新しく可愛い子たちが入ってきた時に浮気を色気と身体で止めようとする聖来可愛いよ。

「また若い子に目移りしてるやろ〜」
「別に見てただけだよ」
「それが浮気の第一歩なんやで〜」

スマホを眺める横には聖来。
嫉妬深いから同期を見てる時にも似たようなことを言ってくる。
毎日キスもSEXもしてるのにずっと求めてくる重い女だ。
重い女と言ってもこっちが嫌になる重さというよりはネタ的にやってるだけのように取れるライトな重さだから全然苦じゃない。

「浮気したらもう抱かせんで」
「それは困るなぁ〜」
「聖来とまだエッチしたいなら若い子に目移りせんと聖来のことだけを愛すことやね」
「俺のことを性欲第一人間と思ってんのかよ…」
「そういうこと」

聖来はそう言っていきなり服を脱ぎ出す。

「例えば、聖来が目の前で裸になったら我慢できる?」

下着姿になった聖来に我慢できるわけなどない。

「無理。SEXしよ」

すぐに聖来をお姫様抱っこしてベッドに場所を移す。
聖来はベッドに投げ落とされるなり俺を腕を引き寄せる。
両手で顔を包むと唇を重ねてくる。
聖来はスイッチが入ったときは必ずキスから始める。
毎回わかりやすくキスで興奮しているのは聖来の喉奥から発される唸り声から察することができる。

口を離した聖来は舌から一本の糸を垂れ流している。
毎度営みの最初に聖来のこの猥褻な顔を超至近距離で見せられて我慢できるわけがない。
痛むほどにイキリ勃ったモノを解放するために急いで服を脱ぐ。
服をベッドの外に投げ出すと目の前には四つん這いになって腰を突き出す聖来が。

堪らずそのままイン。
それはぐじゅっと音を立てて穴を広げ、その開いた穴を閉じていくように飲み込まれる。
嬌声を漏らす聖来。お互いに性欲を吐き出すSEX。
バック、立ちバック、正常位、騎乗位と飯を食うことも忘れて肉をぶつけ合う。
いろいろ試した結果、聖来が一番エロく見えるのは騎乗位だった。

快楽に歪んだ顔、汗でまとまった揺れる髪、少し突き出し気味の腰の動き。
何より、本当に気持ちいいところに当たった時に顎が上がるのがエロかった。
顎が上がると胸も持ち上げられ、身体の曲線がくっきりと見える。
その姿があまりにも妖艶でまた俺の物を大きくした。

足を踏ん張って体を倒し、出来上がった女の顔を近づけてキスをしながらの杭打ちピストン。
本当はSEXをするために練習したんじゃないかというその淫靡な表情に射精感が高まり、あえなく中出し。

次の日も朝から仕事なのにその後も何回も精を搾り取ってくる聖来。
日付が変わってからも何度も体を重ね、最後は疲れて2人並んで裸で眠る。

次の日に起きたら聖来はもう仕事に出かけてて
リビングには書き置き『こんだけ出したんやから浮気せんといてな』

目移りしたらまたSEXできるのかと思い、今日も若い芽を楽しみにする。


フク ( 2023/03/11(土) 02:00 )