第6章
第139話

梅澤の美しさに思わず見惚れる蒼。

蒼「・・・。」
梅澤「なんか言ってくださいよ、恥ずかしいじゃないですか。」
蒼「あ、いやその、綺麗だなと思って。」
梅澤「ふふっ、そう言ってもらえて嬉しいです。じゃあ、しますね?」

そう言って再び手淫を始めた梅澤。細い指を絡ませながら蒼のモノを攻め続ける。

蒼は目の前の梅澤の身体から目が離せないでいた。

梅澤「先輩、まじまじと見過ぎです。」
蒼「あ、ごめん、なんか目が離せなくて。」
梅澤「変態ですね。・・・触りたいですか?」
蒼「いや、でも・・・」
梅澤「久保がいるからですか?大丈夫です、私気にしませんから、ほら。」

そう言って蒼の右手を掴み、自ら胸の方へ持っていく梅澤。蒼の手がゆっくりとそこに近づき、触れる。

蒼「・・・。」
梅澤「先輩、なんか言ってください。恥ずかしいです。」
蒼「なんか、梅にこんなことしてるって考えると、変な気分。」
梅澤「私もです。先輩、好きに触っていいですよ?」

蒼はその言葉に応えるようにゆっくり、深く胸を揉んでいく。

梅澤「ん・・・」

梅澤から吐息が漏れる。

蒼「梅、気持ちいい?」
梅澤「はい。先輩はなんか慣れてますね。」
蒼「そんなことないよ。」
梅澤「ちょっと悔しいです。私も先輩の事、気持ちよくします。」

そう言って手淫の速度を速める梅澤。蒼の目を見つめながら手を動かす。

梅澤「先輩、気持ちいいですか?」
蒼「うん、気持ちいい。」
梅澤「じゃあ、もっとしてあげます。ちょっと先に流しますね。」

梅澤はお互いの身体をシャワーで流す。

梅澤「これでよし、と。じゃあ先輩、失礼します。」

そう言うと梅澤は蒼のモノに顔を近づけ、それを咥える。
梅澤は数回それを舐めた後、咥えたままゆっくりと手と頭を動かし始めた。

普段の様子からは考えられない梅澤の姿に、蒼も興奮を覚える。

蒼「梅・・・」
梅澤「・・・どうです、気持ちいいですか?」
蒼「うん、気持ちいいよ。梅、もしかして初めてじゃない?」
梅澤「初めてですよ、どうしてですか?」
蒼「いや、なんかすごい慣れてるから。」
梅澤「そうですか?でも初めてですよ。嬉しいですか?」
蒼「ああ、嬉しいよ。」

蒼がそう言うと梅澤はニヤリと笑い、さらに速度を上げる。

蒼「・・・んっ」

思わず声が漏れる蒼。

梅澤「・・・っ、先輩、声漏れてますよ?」
蒼「う、うるせぇ。仕方ないだろ・・・っ」
梅澤「かわいいですね。・・・先輩、私も、先輩に触ってほしいです。」

そう言って梅澤は蒼の右手を掴み自分の秘部へと持っていく。
蒼が秘部に触れると、ヌルヌルとした感触が指先に伝わる。

蒼「・・・梅も興奮してるじゃん。」
梅澤「そりゃしますよ。好きな人とこんなことしてるんですから。」
蒼「触るよ?」
梅澤「はい、お願いします。」

蒼は優しく指先で秘部を愛撫した後、梅澤の中に指を入れる。

梅澤「んっ」

よほど興奮していたのか、梅澤の秘部はあっという間に蒼の指を飲み込んでいった。

ゆっくり指を動かす蒼。

梅澤「んっ・・・あっ」
蒼「あれ、梅、声漏れてるよ?」
梅澤「だって、先輩の指、気持ちいいんですもん。・・・んっ」
蒼「梅もかわいいよ。」
梅澤「もう・・・あっ、そこっ」

梅澤が一番感じる場所を探り当てる蒼。次第に速度を上げると、彼女の喘ぎ声と共にいやらしい音が聞こえてくる。

梅澤「あっ・・・んっ、あっ」
蒼「梅、手止まってるよ?」
梅澤「んっ・・・っ・・・」

時折目を瞑り気持ち良さそうにしながらも、梅澤も抵抗するように蒼のモノを刺激する。

蒼「梅、気持ちいいよ。」
梅澤「私も・・・あっ」

蒼が刺激を与えるにつれ、梅澤の秘部から水ではない何かが溢れてくる。

梅澤「あっ、んっ・・・あっ」
蒼「梅、ヤバい、もうイきそうっ」
梅澤「私もです・・・蒼先輩、キスして?」
蒼「梅・・・っ」
梅澤「んっ」

蒼は梅澤の唇にキスをする。それに応えるように舌を絡ませる梅澤。

梅澤「・・・っ、あっんっ、あっ」
蒼「梅、もうヤバい・・・っ」
梅澤「んっ、出してっ、いいですよ?」
蒼「梅もね・・・っ」
梅澤「あっ、んっ・・・あっ先輩、ダメっ・・・もうイキますっ・・・イクっ!」
蒼「・・・っ!!」

その瞬間、梅澤が腰を震わせると同時に蒼のモノから出た白濁の液が梅澤の身体にかかった。

蒼「はぁっ、はぁっ」
梅澤「あぁっ・・・んっ・・・」
梅澤はふと自分の身体についた蒼の精液を指で掬うと、それを指ごと口に運ぶ。

梅澤「んー、あまり美味しくないですね。」
蒼「いや、舐めなくて良いから。出しなさい。」
梅澤「・・・っ。残念、もう飲んじゃいました。」
蒼「変態。」
梅澤「先輩もですよ。」
蒼「まぁな。・・・あ、それより・・・」
梅澤「あ、久保ですか?久保なら・・・振り返ったら分かりますよ?」

そっと後ろを振り返る蒼。
その目に映ったのは、いつもの清楚な雰囲気ではなく、浴槽の淵に腰掛け、足を広げていやらしく自慰行為をする久保の姿だった。

■筆者メッセージ

どうもHaruです。

いつもコメント等ありがとうございます。
貴重なご意見が多く非常にありがたいかぎりです。

今回の官能シーンについては、既に投稿してしまって話がある事を考慮して、現在既に官能シーンまで入ってしまっている為、そのまま投稿していこうと思います。

ご意見をいただいた方におかれては申し訳ありません。が、お楽しみいただければ幸いです。

以上、今後とも本作品をどうぞよろしくお願いします。
Haru ( 2021/12/12(日) 14:15 )