第6章
第125話


布団に突っ伏した状態で腰を震わせる七瀬。
さすがにやりすぎたと思った蒼は七瀬が落ち着くのを待つ。

数分後、落ち着いた七瀬を抱き寄せキスをする蒼。

蒼「大丈夫?七瀬。」
七瀬「大丈夫じゃない・・・さっきの、なんか凄かった・・・。」
蒼「いっぱい出たね、俺もあんなの初めてみた。気持ちよかった?」
七瀬「うん、ヤバかった・・・。なぁ蒼、まだイッてないやんな?」
蒼「うん、イッてない。七瀬、出来る?」
七瀬「うん、もっとしたい・・・」
蒼「七瀬って・・・意外とエロい?」
七瀬「ち、ちがっ、蒼やからやもん・・・」
蒼「ふふっ、冗談だよ、ほら、横になって。」
七瀬「ん・・・」

七瀬を横たわらせ、再び最初の体勢に戻る。
蒼はゆっくりと挿入する。

七瀬「蒼っ・・・」

蒼に手を伸ばす七瀬。蒼は応えるように七瀬に近づきキスをする。

キスをしたまま腰を動かす蒼。

七瀬「んっ、んっ・・・あっ」
蒼「七瀬っ、顔隠すのダメ。」
七瀬「だって、恥ずかしいっ・・・」
蒼「今更でしょ?ほら、手どけて。」
七瀬「うぅっ・・・んっ、あっ」

七瀬の手をどける蒼。そのまま七瀬の脇を舐める。

七瀬「あっ、ダメっ、そんなとこっ、あっ」
蒼「気持ちいい?」
七瀬「・・・うんっ、気持ちいいっ、あっ」

蒼は七瀬の全てを味わうように身体を舐める。
蒼が七瀬の乳首を触るたびに七瀬の体がビクンと跳ね、締め付けが強くなる。

蒼「七瀬、ここ弱いでしょ?」
七瀬「そんなことっ・・・あっ」
蒼「今更強がってもダメ。ほら、好きなんでしょ?」
七瀬「・・・うんっ、好きっ、気持ちいいっ」

蒼は七瀬を抱きしめ耳を舐める。七瀬もそれに応えるように蒼の耳を舐める。

蒼「七瀬っ、気持ちいいっ、もっとしてっ」
七瀬「んっ、んっ・・・あっ、あぁっ、んっ」

お互いの息遣いが耳元で聞こえる。
そしてついに蒼も限界を迎える。

蒼「・・・っ、七瀬っ、俺イキそう。」
七瀬「あっ、んっ・・・な、ななもっ」
蒼「じゃあ、一緒にイこっか。」
七瀬「・・・うんっ、イキたいっ、あっ」

蒼は一度体勢を起こし七瀬の乳首をいじりながらピストンを続ける。
七瀬の締め付けがさらに強くなる。

七瀬「あっ、あっ、んっ、あっ」
蒼「七瀬っ、七瀬っ・・・」
七瀬「あっ、蒼っ、ダメっ、もうっ」
蒼「七瀬っ、もうイクよ・・・?」
七瀬「蒼っ、最後ギュってしたい・・・」

七瀬にそう言われ体を寄せる蒼。お互い抱き合う形でピストンを続ける。

七瀬「あっ、あっ、んっ、あっ」
蒼「七瀬っ、好きだよっ。」
七瀬「っ!・・・嬉しい、ななもっ、蒼好きっ、大好きっ、んっ」
蒼「七瀬っ・・・」
七瀬「蒼っ・・・」

蒼の背中に脚を組む七瀬。蒼も最後の力を振り絞り腰を振る。

七瀬「あっ、蒼っ、ダメっ、もうイクッ」
蒼「俺もっ・・・七瀬っ、出すよ?いい?」
七瀬「あっ・・・うんっ、出してっ、蒼っ」
蒼「七瀬っ、七瀬っ・・・イクッ!」
七瀬「あぁっ!!」

七瀬の中で果てた蒼。
膣の収縮に合わせて蒼のモノがドクドクと脈を打つ。
七瀬も蒼に抱きついたまま腰を震わせている。

七瀬「あっ、あぁっ・・・」
蒼「はぁ、はぁ・・・」

お互い抱きついた状態で数分が経つ。
蒼は七瀬の膣からモノを引き抜き、ゴムを外す。

蒼「七瀬っ、気持ちよかったよ。」
七瀬「ななも・・・でも、ベトベトやな・・・。」
蒼「そうだな、お風呂入って綺麗にしよっか。」

2人で部屋のお風呂に入り身体を流す。
お互いの裸を見て再度興奮したのかお風呂でも何度か身体を重ねた。

その後七瀬の布団に入り、裸のまま向かい合う2人。

七瀬「なぁ、蒼?」
蒼「ん?」
七瀬「さっき、好きって言ってくれてありがとう。なな、凄い嬉しかった。」
蒼「ほんとに好きだからな。」
七瀬「ありがとう。でも、他のみんなも同じくらい好きやろ?」
蒼「それは・・・」
七瀬「ええねん、今日、こうやって蒼がななだけを見てくれた、それだけでななは幸せやから。」
蒼「七瀬・・・」
七瀬「あっでも、これからもちゃんと幸せにしてな?前みたいにほったらかしはあかんで?」
蒼「うん、もちろん。これからもいっぱい思い出作ろうな。」
七瀬「うん!・・・ふぁ〜、なんか眠くなってきた・・・。」
蒼「俺も。いっぱい動いたもんな、祭りも、さっきも。」
七瀬「もう・・・思い出してしまうやんか。蒼の変態。」
蒼「ごめんごめん。じゃ、寝よっか。」
七瀬「うん。蒼、こっちきて?」
蒼「ん・・・」

裸のまま抱き合う2人。

七瀬「よし、寝よっか。」
蒼「七瀬、大胆だな。俺が興奮しても知らないよ?」
七瀬「うーん、まぁ興奮したらその時はその時やな。じゃあ蒼、今日はほんまありがとう。これからもよろしくな?」
蒼「うん、よろしく。じゃあ、おやすみ。」
七瀬「うん、おやすみ。」

そのまま抱き合った状態で眠りについた2人。

翌朝、無事七瀬を家に送り届けた後、家に帰り蓮加たちに詰め寄られた蒼。
こうして蒼と七瀬の夏祭りデートは幕を閉じるのであった。

Haru ( 2021/11/24(水) 14:38 )