日常
第25話
智大と橋本を待つ間は西野と会話をしていたせいかあっという間だった。
2人が体育館から出てきて4人で校門への道を下っていく。

「「あいつほんとうざいよねー!」」

「「ね!これくらいのことされても当然だよねー!」」

横から女子数人の声がした。誰だろうと思い横を見るとソフトボール部のカバンを肩に下げているのが目に入った。

「直樹ー、なにしてるんー?いくでー!」

校門を出たところにいる西野がその場で立ち止まっていた僕に大きな声で声をかける。


なんだか嫌な予感がした。


「ごめん!急用ができたから3人で帰ってて!」

僕は返事を聞かずに3人に背を向けきた道を走って戻っていった。

「え、ちょっと!」

そう叫ぶ西野の声はもう僕の耳には届いていなかった。



■筆者メッセージ
お久しぶりです。
クッソ短くてごめんなさい!
安心してください。こんばんは必ずこの続きを出します!
先週末は推薦入試がありまして、流石に小説を書いている余裕はありませんでした…
今日からまた平日は毎日投稿。頑張りますのでよろしくお願いします!
ちぇくの ( 2018/11/26(月) 20:19 )