私のしたいこと - 1話
誘惑
鈴花は、好花と喧嘩をしたその日から顔を合わせることもなく誰とも話さずに過ごしてきた。

偶然、好花と顔を合わせても誰も存在していないように振舞っている。
好花の表情には違和感を覚えたが、自分には関係ないもの。と思っていた。

??「鈴花、最近、好花と一緒にいないね。なんか、別れたカップルみたい。もしかして喧嘩中?」

鈴花「愛萌何いってんの?
うちらがカップルみたいとか、変な想像しないでよ。バカバカしい。」

鈴花は話しかけてきた宮田愛萌を追い払うように見つめると冷たく言葉を返して、目を逸らした。

私は、愛萌があまり好きではない。
裏では、メンバーを口で言い含め弱みを掴むため、自分の奴隷にするためにあの手この手を使って性的にいじめを加えていると聞いたこともある。

それがなくても普段のぶりっ子キャラが、私にとってはうざいと思う。

愛萌「へぇ…?その反応、何かあるね。って言うか…コレ見てよ。この写真バラまかれたら2人ともどうなるかな?」

愛萌の笑い声に嫌な感じを感じて振り向くと自分に向けて携帯を見せつけていた。映し出されているのは一枚の写真。

好花と私が、メンバーのみんなが帰ったと思って、2人きりになったと思い込んで、みだらな行為に耽っていた。

裸で抱き合い、舌を絡めるようにキスをしている2人のうち1人はは自分とわかっていても目を惹き付けられるものがある。

愛萌「2人付き合ってるんでしょ?
あんたのこと、寝とってあげるね?」

愛萌は冷たい声で言うと、鈴花の唇に自分の唇を重ね合わせ、すぐに離すと、唇をぺろりと舐め私から離れていく。



奈留 ( 2021/09/03(金) 20:54 )