Part1
The COOL その3
ウインド・ザ・リッパーによる連撃を美愉と友梨奈は避け続けていたが、息も絶え絶えでいつ力尽きてもおかしくない状況だった。

志田「てちの能力はスタンドには使えないでしょ。
使えたらもううちのスタンド動けないはずだからね。」

愛佳の言う通りサイレントドールはスタンドには能力が通用しないという欠点があった。
友梨奈は、負けると思ってはいないのか笑顔を浮かべていたが…

平手「案外、突っ込んで行った方が勝てたりしてね…?」

攻撃が止んだ、一瞬の隙をついて友梨奈は愛佳の目の前まで迫っていた。

志田「ウインド・ザ・リッパー!
獲物が来たよ!やってしまえ。」

美愉の動きも気になったが、遠い距離にいるとわかれば、友梨奈に攻撃を仕掛けた方が得だな。と考えていたが、美愉はなんと音を鳴らさずに愛佳に向ってスタンドを投げつけた。

平手「やれやれ…先が思いやられるぜ。」

愛佳は、スタンドをはじき飛ばしたが一瞬でそれが間違いであることを知った。
友梨奈の目の前に、サイレントドールが座っており帽子の中を愛佳は見てしまったが最後。

美愉は愛佳の姿をみると安心したように息をついたが、敵じゃなくて良かったと思っていた。

■筆者メッセージ
サイレントドールの帽子の中身を書きたいが、同しようか迷ってます笑い
黒歴史 ( 2018/01/03(水) 21:35 )