第1章〜初恋〜
第4話
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僕はその日のうちに陸上部のグループLINEに参加し、今日居なかった部員や後輩に転入してきて、陸上部に入部届けすることを言った。「よろしく」という返信と既読だけが増えていった。

風呂上がりに習慣の筋トレと柔軟をしていると、LINEの通知音が鳴った。グループは通知をオフにしていたから、気になってスマホを開くと、一目惚れした北野からだった。思えば、これが初恋かもしれない。
『 追加しちゃった!!何回も言ってるけどよろしくね』
『 全然大丈夫だよありがとね!こちらこそよろしく!頑張ろうね』
そんな感じの会話があった。

次の日は残念ながら投擲と跳躍の種目は大会で居なくて、北野とは会えなかった。けれど、北野と仲のいい伊藤と少し仲良くなる事ができた。
純奈「前の学校って陸上部強かったの?」
唐突にそう聞いてきた。
英晞「そうでもなかったかな。何人かだけずば抜けてただけ」
純奈「そーなんだ。で?英晞君は?」
英晞「全然ダメだよ。あ、あと君付けしなくていいよ」
純奈「さっきの走り見てたらそうは見えなかったけど?オッケー、じゃ、じゅんのことも呼び捨てでいいからね」
英晞「了解!で?純奈もタイム良さそうだったけど、どうなの?」
純奈「じゅんは全然。でも、きぃちゃんが1番すごいかなって思う。うちの部活の中だと」
英晞「どのくらいなの?北野は」
純奈「んー全道常連、かな」

■筆者メッセージ
どうもHikaです。本日2度目の更新です。

棚加さん、すごいですね。閲覧数10万ですか…。遠いなぁ(笑)ちなみに私自身はこのサイトで作品を書き始めてもう2年以上にはなるんですがね。たまに、最初の方を読み直してみるとすごく拙い文章書いてるなぁって。まぁ、今もですが。これからも精進していくので、応援よろしくお願いします!!

では、この辺で。
Hika ( 2018/03/11(日) 16:08 )