第1章〜初恋〜
第2話
英晞「なぁ、陸」
陸「どうした?英晞」
英晞「お前、中1の頃純奈と日奈子とクラス同じだったよな?」
陸「そうだけど、その2人がどうかしたか?」
英晞「僕、今でも純奈が好きなんだよね」
ボソッと僕は呟いた。陸は驚いた顔をしていた。

陸「そんなの、初めて聞いたぞ」
英晞「うん、初めて言った」
陸「しかも、中学卒業して2年も経ってんだし純奈とは別の高校じゃんか」
英晞「確かにそうだね。けど、僕は今でも好き。ずっとこの気持ちは変わらないんだ。話、長くなるけど聞く?」
僕は公園の前で押していた自転車を止めた。
陸「おう、聞くぞ」

この季節の夜は長い。

■筆者メッセージ
どうもHikaです。「僕等のあの日々」で告知した通り、新作スタートさせます。今回は一人称視点でずっと進めていく予定です。不慣れな点が多いかと思いますが、暖かい目で見守っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!!

第1話、第2話と短めでしたが、次からはもう少し文量は多くなりますので、読み足りなかった方には申し訳ありませんが次回をお楽しみにお待ちいただければなと思います。

登場人物紹介の方を見ていただければわかると思いますが、今回は2期生です。2期生好きな方にはいい作品かなぁと思いつつ、書いていきたいと思います。それと、ひとつお断りを入れておくとこの作品には官能シーンを入れる予定はないので、ご容赦ください。そのうち、別の作品の方で頑張って書きたいと思いますので、それまでお待ちいただければなと思います。

では、この辺で。
Hika ( 2018/03/09(金) 13:59 )