高校2年生10月
第69話
北海道に帰ってきたその夜、七瀬から連絡が来た。
『明日のデートやけど、一緒にお買い物してお昼ご飯一緒に作りたいねん
それでもええかな…?』

『もちろんいいよ!! お昼に何食べたいか考えとくね!』
『また明日ねおやすみ』

『ありがとう また明日な巧輝おやすみ』


翌日。七瀬と約束したのは11時。巧輝は七瀬の家に11時ちょうどに着いた。インターホンを押すと玄関の鍵が開いて七瀬が出迎えてくれた。
七瀬「おはよ巧輝!今日はありがとな?」
巧輝「おはよう七瀬 なんもだよ」
七瀬「まぁ、まだ少し早いし上がってや」
巧輝「うん、そうするね」
巧輝は「お邪魔します」とリビングの方へ声をかけたが返事はなかった。不思議に思いながら巧輝は七瀬の部屋へ入った。


七瀬の部屋に入ると、七瀬が急に巧輝に抱き着いた。
巧輝「うぉっ!?」
七瀬「へへ、久しぶりに誰も見てへんとこで巧輝と二人きりやもん。いっぱい甘えるで?」
少し頬を赤らめながら七瀬は言った。
巧輝「久しぶりだもんな…」
七瀬の頭をポンポンしながら再び巧輝が口を開く。
巧輝「そういえば、今日って七瀬のお母さん居ないの?」
七瀬「え?おらんけどなんかあった?」
巧輝は首を振った。それを見て微笑む七瀬。


その後近所のスーパーでお昼の材料を買い、再び七瀬の家へ戻ってきた2人はキッチンに立っていた。
できあがったのはオムライスと簡単なサラダだった。
巧輝「いただきまーす」
七瀬「いただきます」
2人でできあがったオムライスを口に運ぶ。
巧輝「美味しいな」
七瀬「巧輝と2人でつくれたからやな!」
そういって七瀬は笑みを浮かべた。


昼食を食べ終えた2人は食器を片付け、七瀬おすすめのゲームをして、日が暮れるまで楽しんだ。
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■筆者メッセージ
どうもHikaです。これから私は全ツファイナルのために宮城へと旅立つんですが、その前に更新できました!!初のライブ参戦楽しんできます!

さて、いつだったかこの作品について「官能シーンは書かない」と作者メッセージで書いたんですが、読者さんのリクエストがあれば書いてみようかなと思いまして…。たぶん、うまくは書けないと思いますがそれでも読みたいという方がいらっしゃればコメントしていただけるとありがたいです。その他感想等もお待ちしております!

「寒空のカタオモイ」の方も更新しちゃおうかな〜  それではこの辺で
Hika ( 2018/08/30(木) 08:30 )