高校2年生10月
第67話
巧輝たちがホテルに戻ると遅めの昼食が待っていた。
賢吾「ビュッフェじゃん!肉食うぞ肉ー」
奈々未「脳みそまで筋肉でできてるのかしら賢吾は」
俊「まぁ、あぁ見えてアスリートなんだし、しっかりバランスは考えてるはずだよ」
巧輝「そうだといいけど、どうかね」
七瀬「きっとそんなこと頭から抜け落ちてそうやな」
賢吾を除く4人は笑いながら、思い思いのメニューを皿に盛り付けて席に着いて食べ始める。言うまでもなく、賢吾の皿の9割が肉料理で、残りはフルーツやデザートだった。

昼食に舌鼓を打った一同は、一度ホテルの部屋に戻り、水着に着替えてからホテルのプライベートビーチに再集合した。男子がビーチで待っていると、女子特有のかん高い声がプライベートビーチの入口から聞こえてきた。それに色めき立つ男子。それもそのはず、合法的に学年の女子の水着姿を拝めるのだから。男子の間からは、「あいつ、めっちゃ胸でけぇじゃん!」「うわっ、細っ!」「隠れ巨乳、いいじゃん!」「デコルテめっちゃキレイで美乳いいわぁ」などなど、挙げればキリがないほど女子たちの品定めが行われていた。一方、女子の方では「谷間あっていいなぁ」「そんなことないよ太ってるからだよ」や、「わ、巧輝くん腹筋割れててカッコイイ!」「賢吾くんの少し黒めの肌もイイ!」「俊くんの細マッチョ感好きだな」など、男子と相変わらず。

巧輝は青空をイメージした海パンで、俊は緑、賢吾はグレーの迷彩柄だった。七瀬は上下純白のビキニ。奈々未は七瀬と対照的に黒のビキニだった。
巧輝「七瀬、すごく可愛いよ。誰にも七瀬を見せたくないな」
七瀬「そんなこと言わんといて照れるやん」
奈々未「でも、なぁちゃんほんとに可愛いよ?」
俊「奈々未もオトナな雰囲気あって、似合ってるよ」
賢吾「リア充ども、そこでイチャついてんじゃねぇぞ!!俺のお目当ては…」
賢吾は周りを見渡して、探していたその人を見つけた。黄色いワンピースタイプの水着を着たみなみだ。みなみはクラスメートの女子と波打ち際ではしゃいでいた。

夕方まで乃木高2年生全員は浜辺でビーチバレーをしたり、設楽先生を海に投げ入れたりして楽しんだ。ちなみに、賢吾とみなみの関係には進展はなかった。

■筆者メッセージ
どうもHikaです。今回はあまりお待たせせずに更新できたと思います。

作者は朝からずっと雪掻きに追われた1日でした。雪が重くて腰が…←どうでもいい話ですね(笑)

さて、ストックがキレイさっぱり無くなりました!!←これで、一度冷静になって、客観的に自分の作品を見つめ直して今後の更新をしていきたいと思っています。どうか、今後もお付き合いの方をよろしくお願いします。

ストックがないということで、新作の方を準備させていただいております。近いうちに公開できるように善処しますので、ぜひお楽しみにお待ちいただければなと思います。

では、いつものアレを。前回の第66話で5拍手いただきました!ありがとうございます。リクエスト、アンケート絶賛受付中です!感想の方どしどしお待ちしております!よろしくお願いします!!

それでは、この辺で失礼します。最後までお読みいただきありがとうございました!次はきっと、新作の方だと思いますので、そちらで会いましょう!!
Hika ( 2018/03/02(金) 22:22 )