第五章
03
「くそ!」

近くに置いてあるゴミ箱を蹴っ飛ばした

あてもなく歩いていると、公園に着いたので、ベンチで一人嘆いていた


明音side

本当のことを言えばよかったのに…

後悔してもしきれない
でも・・和也は私のこと最低な人間って思ってるよね…

私は涙を拭いて、喫茶店を出ていった


玲奈side

ちょっと長引いちゃったな

学校で仕事を済ませていたら、もう6時になろうとしていた

いつもより早足で帰っていたら

「あれって、和也くん?」

公園のベンチに和也くんが座っていた

どうしたんだろ?
そう言えば今日ちゅりちゃんとデートだったはず…まさか!

私は和也くんの所に向かった

■筆者メッセージ
ちょっと時間があったので更新しました
サラマンダー ( 2013/12/25(水) 06:49 )