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守りし者の物語
筆者 : 満腹定食
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種別 : 短編 (ページ容量 : 36.8KB)
投稿日 : 2021/02/13(土) 21:44
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更新日 : 2021/02/14(日) 18:57
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某所 「4月からこの高校に行ってもらう」 「・・・はぁ?」 突然呼び出された俺は、目の前に置かれたパンフレットの高校に通うらしい。 俺の名は朽井迅三郎 訳あって縁もゆかりもないところに拾われ居候している。 朽井「待ってくれ、俺は受験も何もしていない。それにお前の会社で働くって言ったよな?」 「私もそれで行こうとしたが、うちの親父が許してくれなかった。」 朽井「あの、ジジィ・・・」 「で、うちの名前を使って入れる高校がここしかなかったから4月から東京で学校生活を送ることになったという訳だ。」 朽井「待ってくれ、そんなすぐ決められて・・」 「それは、向こうの知り合いと話がついてるから大丈夫。(笑)」 朽井「いつの間に・・・」 「そんな訳で4月からよろしく〜(笑)」 朽井「ちくしょうっ!!!!」 「あ、問題起こしても無駄とだけ最後に言っとく。(笑)」 朽井「なッ!!」 「あと、出発は4日後な〜」 というわけで俺は4月から学校生活を送ることになった。 これも運命かよ・・・(汗) ーーーーーーーー その夜 「奴に言ったか?」 「あー、言いましたよ。」 「反応は?」 「面白かったですよ。(笑)しかしなぜ高校に行かそうとしたのですか?」 「それは、これからの楽しみにしておこうではないか。」 「親父、もしかして面白半分で高校に行かせたのか?」 「それもあるが、奴にはわかるまい。」 (最近親父の考えが見えないのが怖いが何か企みでもあるのか?) それを知るものは誰もいない |
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通達通り高校に通うために東京に向かった朽井。ここで、あまり外の情報を入れてなかったせいか、馴染めるような気がしなかったが・・・。 |