ショート ショート
筆者 : 鶉親方
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種別 : 中編 (ページ容量 : 134.8KB)
投稿日 : 2017/06/25(日) 02:11
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更新日 : 2018/01/26(金) 00:51
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彼女と一緒に暮らすようになって丸2年。交際期間を合わせれば4年の付き合い。片想いだった期間も含めれば5年間の彼女を俺は知っていることになる。 その彼女が先週の土曜日、部屋を出ていった。 『ほっんと、修介って無神経! もういい!』 こんな言葉を吐いて玲香は家を飛び出した。 それから1週間が経つ。 LINEも未読だし電話も繋がらない。 こんなことはよくあることだ。 ちょっとした口喧嘩。 売り言葉に買い言葉。 犬も食わぬ痴話喧嘩。 喧嘩の原因なんて、後々よく考えてみたら、結構くっだらないことだったりして、なんでムキになっていたのかも分からない。 そりゃ、長い付き合いともなれば、たまには喧嘩もある。 毎日、四六時中、ラブラブってわけにもいかないわけだ。 |
超甘党男と就活奮闘女子の一週間の出来事 |
12月24日 クリスマス・イヴ この日は久しぶりに合う彼女とホテルディナーを予定していた。 けれど、彼女は現れず届いたのは一通のメッセージ。 『貴方以外の夜もあるの』 愕然とその一文を見つめる俺。 そこに突然、見知らぬ女が声を掛けてきた。 「フラれた者同士、相席でもどう?」 相手のいない俺と女は行きずりの夜を過ごすことになる・・・ |
彼氏に振られた翌日。眞衣が目覚めたのは、六歳年下の幼馴染、樹の部屋。さらにどう言う訳か同じベッドに眠っている。驚く眞衣に彼は・・・ |